2013年11月17日日曜日

ミスから教訓を学ぶ ~ビル・ゲイツ~

 今日は古いノートにビル・ゲーツ氏のことが書かれていましたので、ご存じの方もあるかもわかりませんが、ご紹介します。

ミスから教訓を学ぶ
  • 失敗にどう対応

  成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことである。失敗にどう対処するかで会社が社員の良い発想や才能をどれだけ引き出し変化に対応していけるかがわかる。ミスに冷静に建設的に対応するのと、軽視することとは違う。経営者はミスに関心を持ち、問題解決に責任を持たなければならない。しかし、特に新しいことをやろうとしている人々や会社の間では、失敗、後退もよくあることである。
  • 長期的成功のために

  ミスがすぐ責任につながらないと従業員がわかれば、アイデアを出しあって変革を提案しようとする雰囲気が生まれてくる。会社の長期的な成功のためにはとても重要なことである。ミスから教訓を引き出すと、間違いが繰り返されたり重なったりする確率も減ってくる。
  • 「成功は当然」が危険

  成功は当たり前と思いがちであるが、これは危険である。うまくいかない時は、昼も夜も,創意工夫して深く一生懸命考えるしかない。どんな会社もこれを経験した人を必要としている。どんな会社にも、ミスをして、それを最大限生かしたことのある人が必要である。(Bill Gates)

                                                                                            藪野 嘉雄